2023年9月6日(水)、第34回REAP定例会をオンラインで開催しました。
今回は、資源エネルギー庁 電力基盤整備課による長期脱炭素電源オークションのご説明を中心に、陸前高田しみんエネルギー株式会社と株式会社シェアリングエネルギーの取組み紹介、財団からの助成金の報告、FIP制度に関する意見書の作成状況の共有を行いました。
~第34回アジェンダ~
- 事務連絡
- 財団からの助成金について
- 陸前高田しみんエネルギーの取組み紹介(陸前高田しみんエネルギー株式会社 小出様)
- シェアリングエネルギーの取組み紹介(株式会社シェアリングエネルギー 古賀様)
- 制度紹介~脱炭素電源オークションについて(資源エネルギー庁 電力基盤整備課)
- FIP改善に関する意見書作成について
(1) 事務連絡
事務局から、会員の状況を報告しました。
会員数は、正会員19社、賛助会員26社、提携団体1団体の計46会員です。
(2) 財団からの助成金について
小嶋代表理事から、財団に申請していた寄付が8月30日に承認されたことを報告しました。
この寄付を活用し、エネルギー需要側の電化や再エネに合わせた電力消費をテーマとする調査・提言の活動を行います。
(3) 陸前高田しみんエネルギーの取組み紹介
陸前高田しみんエネルギー株式会社の小出様から、同社の取組みをご紹介いただきました。
同社は、経済・環境・コミュニティ・文化の地域循環の担い手として2019年に設立され、市民が支払う電気代が市内の再エネ電源に支払われ、その利益が地域づくりの活動に還元される仕組みづくりに取り組んでいます。
質疑では、グリーンスローモビリティの運営や、余剰電力の地域での活用などについて意見交換を行いました。
(4) シェアリングエネルギーの取組み紹介
株式会社シェアリングエネルギーの古賀様から、同社の取組みをご紹介いただきました。
同社は、初期費用無料で住宅に太陽光発電システムを設置し、発電した電気をお得な料金で利用いただける「シェアでんき」を展開しています。
質疑では、蓄電池を組み合わせた場合の電気の活用などについて意見交換を行いました。
(5) 制度紹介~脱炭素電源オークションについて
資源エネルギー庁 電力基盤整備課から、長期脱炭素電源オークションについてご説明いただきました。
脱炭素電源への新規投資を対象とする入札制度として2023年度から開始され、落札した電源は原則20年間、固定費水準の容量収入を得られる仕組みです。
質疑では、支払額の算定や費用負担のあり方、落札電源の相対契約に対する規律などについて意見交換を行いました。
(6) FIP改善に関する意見書作成について
三宅代表理事から、これまでの定例会で取り上げてきたFIP制度に関する課題を踏まえ、REAPとして作成を進めている意見書について説明しました。
おわりに
今回の定例会では、2023年度から始まる長期脱炭素電源オークションについて行政の担当者から直接ご説明をいただき、制度について意見を交わしました。
また、地域に根ざした小売事業や、住宅向けの太陽光発電の仕組みのご紹介を通じて、再エネを地域や家庭に広げていくための取組みを共有する機会となりました。
次回の第35回定例会は10月4日(水)に開催する予定です。
REAPでは、再エネの普及を推進する事業者・団体のご入会をお待ちしています。ご関心をお持ちの方は「入会申込み・お問い合わせ」ページからお気軽にご連絡ください。
