第39回REAP定例会開催報告(2024年2月7日)

2024年2月7日(水)、第39回REAP定例会をオンラインで開催しました。

今回は、資源エネルギー庁による出力制御対策パッケージのご説明を中心に、第7次エネルギー基本計画に向けた提言プロジェクトの報告書案の説明、グリーン購入ネットワークによる脱炭素ソリューションのご紹介、容量市場の結果の解説、需要の時間シフトの事例紹介、ゲストをお迎えしての地域新電力の課題についての意見交換を行いました。

~第39回アジェンダ~

  1. 事務連絡
  2. 第7次エネルギー基本計画への提言プロジェクトに関するご報告
  3. 脱炭素ソリューション(グリーン購入ネットワーク 則武様)
  4. 容量市場の結果解説と課題
  5. 市場連動プランの活用によるタイムシフトの事例紹介
  6. 出力制御対策パッケージについて(資源エネルギー庁)
  7. 地域新電力の課題抽出(一般社団法人ローカルグッド創成支援機構 稲垣様・小出様)

(1) 事務連絡

事務局から、会員の状況などを報告しました。
会員数は、正会員19社、賛助会員23社、提携団体1団体です。

(2) 第7次エネルギー基本計画への提言プロジェクトに関するご報告

川島理事から、第7次エネルギー基本計画に向けた提言プロジェクトの報告書案について説明しました。
意見交換では、容量市場へのDRの参加のあり方や、提言の進め方などについて意見交換を行いました。

(3) 脱炭素ソリューション

グリーン購入ネットワーク(GPN)の則武様から、GPNの活動と、脱炭素ソリューションの情報提供の取組についてご紹介いただきました。
GPNは、企業・行政・民間団体などが参加するグリーン購入の全国的なネットワーク組織で、ウェブサイトで脱炭素に役立つソリューションを紹介しています。
意見交換では、電気の料金メニューを紹介する際の表示のあり方などについて意見交換を行いました。

(4) 容量市場の結果解説と課題

三宅代表理事から、これまで4回実施された容量市場メインオークションの約定結果について解説しました。
あわせて、約定総額の変動や再エネ・DRの比率、FIT電源の期待容量の算定方法などについて問題提起がありました。

(5) 市場連動プランの活用によるタイムシフトの事例紹介

三宅代表理事から、給湯器の稼働時間を昼間にシフトする取組など、需要の時間シフトを促す事例を紹介しました。
意見交換では、昼間の料金を割安にする料金メニューなどについて意見交換を行いました。

(6) 出力制御対策パッケージについて

資源エネルギー庁から、2023年12月の再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会で示された出力制御対策パッケージについて、検討の経緯と概要をご説明いただきました。
パッケージでは、需要面では蓄電池やヒートポンプ給湯機の導入支援などによる需要のシフト、供給面では火力発電の最低出力の引下げや再エネ発電設備のオンライン化、系統面では地域間連系線の増強などの対策が示されています。
意見交換では、昼間への需要シフトと容量拠出金の負担との関係や、市場価格のシグナルを生かした需給の調整などについて意見交換を行いました。

(7) 地域新電力の課題抽出

一般社団法人ローカルグッド創成支援機構の稲垣様、小出様をゲストにお迎えし、地域新電力の課題について意見交換を行いました。
電源や人材の確保、地域での認知度の向上や地域還元のあり方などが論点となりました。

おわりに

今回の定例会では、出力制御対策や容量市場といった国の制度について、資源エネルギー庁からのご説明などをもとに意見交換を行うとともに、需要の時間シフトの事例や地域新電力の課題を共有しました。


次回の第40回定例会は3月6日(水)に開催する予定です。

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