第56回REAP定例会開催報告(2025年7月2日)

2025年7月2日(水)、第56回REAP定例会をオンラインで開催しました。

今回は、電力広域的運営推進機関による容量市場の包括的検証のご説明と意見交換を中心に、JEPXの取引システム更新に伴う専用線接続への対応についての意見交換、陸前高田しみんエネルギー株式会社とグリーンピープルズパワー株式会社の取り組み紹介を行いました。

~第56回アジェンダ~

  1. 月次報告、事務連絡
  2. 容量市場の包括的検証(電力広域的運営推進機関)
  3. JEPX専用接続線対応について
  4. 陸前高田しみんエネルギー社の取り組み紹介(脱炭素先行地域について)
  5. グリーンピープルズパワー社の取り組み紹介

(1) 月次報告、事務連絡

事務局から、会員の状況などについて報告しました。会員数は48社・1団体の計49会員で、前月から変わりありません。

(2) 容量市場の包括的検証

電力広域的運営推進機関(OCCTO)から、4月23日の「容量市場の在り方等に関する検討会」で示された、容量市場の2025年度包括的検証についてご説明いただきました。
メインオークションを5回実施し、2024年度に初めての実需給年度を迎えたことを受け、制度趣旨の再確認、現行の仕組みの再確認と必要に応じた機能性向上、市場運営の効率化を目的に検証を進めます。10月頃に意見募集を行い、2026年3月頃に取りまとめる予定です。
質疑では、脱炭素や再エネ導入拡大の視点、変動電源の供給力の評価、電源投資の予見性などについて意見交換を行いました。

(3) JEPX専用接続線対応について

JEPX(日本卸電力取引所)の取引システム更新に伴い、専用線を利用した接続方式へ移行することへの対応について、事務局から会員アンケートの結果を共有しました。
続いて、会員のアストマックス株式会社様、パワーネクスト株式会社様からも話題提供をいただき、意見交換を行いました。

(4) 陸前高田しみんエネルギー社の取り組み紹介(脱炭素先行地域について)

小出理事から、陸前高田しみんエネルギー株式会社が共同提案者として参画する、岩手県陸前高田市の脱炭素先行地域の取り組みについて紹介がありました。
津波被災跡地での果樹栽培と太陽光発電を組み合わせた「営農“強化”型太陽光発電」を中心に、蓄電池を活用した地域マイクログリッドや小水力発電などに取り組んでいます。

(5) グリーンピープルズパワー社の取り組み紹介

竹村監事から、グリーンピープルズパワー株式会社の取り組みについて紹介がありました。
同社は、千葉県市原市に営農型太陽光発電所「高滝湖第1発電所」を開設し、パネルの下でブルーベリーを栽培しています。
意見交換では、営農型太陽光発電における農業と発電の両立などについて意見を交わしました。

おわりに

今回の定例会では、容量市場の包括的検証やJEPXの取引システム更新といった市場制度の動向に加え、会員による脱炭素先行地域や営農型太陽光発電の取り組みを共有しました。
市場制度の動向と、地域で再エネを広げる取り組みの両面について学ぶ機会となりました。


次回の第57回定例会は8月6日(水)に開催する予定です。

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