第36回REAP定例会開催報告(2023年11月1日)

2023年11月1日(水)、第36回REAP定例会をオンラインで開催しました。

今回は、非化石価値取引市場の動向とREAPとしての要望書作成についての意見交換を中心に、激変緩和補助金の延長や発電側課金といった制度の動向、FIP制度に関する意見書の状況、アストマックス株式会社の会員企業紹介、再エネ新電力の電源調達状況について共有しました。

~第36回アジェンダ~

  1. 事務連絡
  2. 激変緩和補助金の延長について
  3. 非化石価値取引市場の市場動向とREAPとしての要望書作成について
  4. 会員企業紹介~アストマックス社
  5. FIP要望書 状況共有
  6. 制度紹介~発電側課金について
  7. 再エネ新電力の電源調達状況について

(1) 事務連絡

事務局から、会員の状況などを報告しました。
会員数は、正会員19社、賛助会員23社、提携団体1団体です。

(2) 激変緩和補助金の延長について

宗像理事から、電気・ガス価格激変緩和対策事業の延長について説明しました。
あわせて、補助単価が段階的に縮小されている状況などを共有しました。

(3) 非化石価値取引市場の市場動向とREAPとしての要望書作成について

宗像理事から、国で検討が進む非化石証書のトラッキング制度の見直しについて説明しました。
非FIT非化石証書へのトラッキング情報の全量付与や、FIT電源のトラッキング情報の割り当ての仕組みの見直しなどが論点となっています。
意見交換では、REAPとしての要望書の作成に向けて、FIT特定卸供給で調達する電源の価値の扱いなどについて意見交換を行いました。

(4) 会員企業紹介~アストマックス社

アストマックス株式会社の竹井様、清水様から、同社の取り組みをご紹介いただきました。
同社は、小売電気事業者向けのシステム提供や業務代行サービス、需給管理などの電力取引関連サービスを手がけ、電力小売事業や蓄電池事業にも取り組んでいます。
質疑では、先物市場を活用した電力取引などについて意見交換を行いました。

(5) FIP要望書 状況共有

三宅代表理事、豊田理事から、REAPが10月3日に資源エネルギー庁へ提出した「FIP制度の更なる活用促進に向けた制度設計改善に関する意見書」について、その後の状況を共有しました。

(6) 制度紹介~発電側課金について

宗像理事から、2024年4月に導入が予定されている発電側課金について解説しました。
発電側課金は、系統の維持・拡充にかかる費用の一部を発電事業者にも負担してもらう仕組みで、あわせて需要側の託送料金も見直されます。
意見交換では、再エネ電源の調達への影響や、既存の相対契約での価格の扱いなどについて意見交換を行いました。

(7) 再エネ新電力の電源調達状況について

小嶋代表理事から、再エネ系新電力の電源調達をめぐる課題について問題提起がありました。
あわせて、長期卸へのアクセスやFIT特定卸供給の活用などの実態を把握するための会員向けアンケートの実施について説明しました。

おわりに

今回の定例会では、非化石証書のトラッキング制度や発電側課金など、制度の見直しの動きを共有するとともに、REAPとしての要望書の作成について意見交換を行いました。
あわせて、会員企業の取り組みや再エネ新電力の電源調達状況についても共有しました。


次回の第37回定例会は12月6日(水)に開催する予定です。

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