第51回REAP定例会開催報告(2025年2月5日)

2025年2月5日(水)、第51回REAP定例会をオンラインで開催しました。

今回は、REAPが提出したFIP制度に関する提言と第7次エネルギー基本計画(案)へのパブリックコメントの報告を中心に、株式会社再生可能エネルギー推進機構の取り組み紹介、脱炭素化の最新事情の紹介、取りまとめが示された電力システム改革の検証結果の解説を行いました。

~第51回アジェンダ~

  1. 月次報告
  2. FIP提言書についての状況報告
  3. 第7次エネルギー基本計画に対するパブリックコメント提出
  4. 再生可能エネルギー推進機構の取り組み紹介
  5. 脱炭素化の最新事情(株式会社U-Power)
  6. 制度解説コーナー(電力システム改革の検証)

(1) 月次報告

事務局から、会員の状況などを報告しました。会員数は、正会員21社、賛助会員25社です。

(2) FIP提言書についての状況報告

三宅代表理事から、1月7日に資源エネルギー庁へ提出した「小売事業者のFIP電源活用拡大による再エネ導入拡大に関する提言」について報告しました。
FIP電源を活用した再エネ調達を行う再エネ系新電力が一部にとどまっている現状を踏まえ、参照価格を当年度の月間平均の市場価格とすること、差し引く非化石価値相当額を再エネ価値取引市場の価格とすること、バランシングコストにオペレーションコストも加味することを提言しています。

(3) 第7次エネルギー基本計画に対するパブリックコメント提出

三宅代表理事から、第7次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメントについて、REAPとして意見を提出したことを報告し、意見交換を行いました。

(4) 再生可能エネルギー推進機構の取り組み紹介

正会員の株式会社再生可能エネルギー推進機構様から、同社の取り組みをご紹介いただきました。
同社は特定卸供給事業(アグリゲーター)として、発電バランシンググループの運用や非化石価値の申請代行などを通じて発電事業者と小売電気事業者をつなぐ事業を展開しているほか、停止した発電所を再び稼働させる電源再生の事業なども手がけています。
質疑では、アグリゲーターが非化石証書を扱う際の会計処理などについて意見交換を行いました。

(5) 脱炭素化の最新事情

正会員の株式会社U-Power様から、サプライチェーン全体での脱炭素化やサステナビリティ情報の開示義務化の動きなど、企業の脱炭素化をめぐる最新事情についてご紹介いただきました。

(6) 制度解説コーナー(電力システム改革の検証)

制度解説コーナーでは、最終回として、1月に取りまとめが示された電力システム改革の検証結果を取り上げました。
小売電気事業者に関わる方向性として、電源調達の多様化、kWh確保に関する小売電気事業者の責任と役割の明確化、経過措置料金の在り方の検討などが示され、今後は新たな会議体で制度改正の内容が議論される予定です。
質疑では、同時市場の仕組みや今後の制度改正の進め方などについて意見交換を行いました。

おわりに

今回の定例会では、REAPとしての提言・意見提出の報告に加え、会員企業の取り組み、企業の脱炭素化をめぐる動向、電力システム改革の検証結果などを共有しました。
電力システムの制度改正に向けた議論が進むなか、会員同士で制度の動向を共有し、意見を交わす機会となりました。


次回の第52回定例会は3月5日(水)に、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催する予定です。

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